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スノーボールアース






2月のデザートで考案した料理

【スノーボール】





モチーフになっているのが、

地球史に出てくる

【スノーボールアース】


雪球地球(せっきゅうちきゅう)

とか・・

全球凍結(ぜんきゅうとうけつ)

などと呼ばれているものですが、

地球46億年の歴史の中でも、

この時代の話は、とても好き。






何に惹かれるかというと、

写真で見て分かる通り、

まるで雪玉のように、

地球全てが氷付いてしまったのにも関わらず、

生命体は、絶滅しなかったという事実に、

とても興味が惹かれるのです・・




現在の生物の起源をDNAで調べたところ、

この全球凍結以前にまで遡れることが分かっており、

生物は、この分厚い氷の下でどうにか生き伸びたらしい・・




・・


この話の魅力的な部分は、まだあって、

両極がガリガリだったのは勿論だが、

赤道においても氷点下であったことを考えると、

それまで存在していた生命は、

ほぼ全滅・・・

というぐらいな、

大量絶滅があったに違いない。




殆どの生命体が絶滅したが、

残ったのは、たぶん・・

海底火山のお蔭でどうにか生命を繋ぎとめることができた、

小さな微生物ぐらいだったように思う。


陸地は、まず全滅だろうし、(といっても陸上生物がいない時代)

海中においても、

分厚い氷の下で太陽光も殆ど届かないような環境では、

光合成すら出来ないし、

故に無酸素状態の海では呼吸する生物も死に絶えてしまうはず・・




本題は、ここからで、

実は、この時代のあとに

【カンブリア大爆発】が起きる。


それまで存在した生物が一旦ほぼリセットされて、

絶滅状態だったのにも関わらず、

その後に爆発的に新しい生物が誕生し、進化したことを考えると、

物事というのは、

ある意味、一旦淘汰され、

リセット状態にまで真っさらにしたほうが、

ダラダラ続くよりも、

飛躍的な進化を辿るような気がする。




一掃し、

ゼロから始めることの大切さを

地球の歴史から感じたりもする・・・




・・・

生きていると、

知らぬ間に、

邪魔くさいものが、余計に増えてきたり、


仕事でも、

惰性や意味の無い慣習に囚われていたり、


しかし、リセットするのが大変なので、

野放しにして、

部分改善してしまうケースが多いが、


思うに、

とても大きなエネルギーが必要ではあるが、

心から良しとしていないものに

惑わされる日常を思うと、

思い切って、

一旦ゼロにして、

また一から始めるほうが、

結果として、

良いことも多いのではないだろうか?





そういう、勇気というか、

覚悟みたいなものは、

常に持ちながら生きたいと思っている。








・・・







ちなみに、このデザート・・

スノーボールは、

こうした思考が背景にあって、

スノーボールアースのように、

氷の球体になっており、

スプーンで叩き割ると、

中にデザートが入っているというものなのですが、

添え物として生命の象徴としての花があり、

氷の球体の中で生き延びた生命の神秘を表現しており、

破壊から新しい生命が創造された・・というオチなのです。




デザートひとつ紹介する程度なのに・・

なんとも、壮大です・・(笑








 
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