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若者





いつの時代にも若者は、存在する。


若さとは、未熟さでもあり、強さでもある。


夢と情熱を抱え、体制に挑む。


新しい常識と新しいセンスを武器に、


一気に階段を真っ直ぐに突き進む力に

大人たちは翻弄される。


大人たちは、常識と経験を盾に、

自分たちの地位を守る。


時に、勇敢な若者を引き上げもするが、


殆どは、自分たちの立場の危うさを感じ、

正面ではなく、斜めから若者を潰しにかかる。




こうした攻防により、

新しい時代が生まれる。


経験と知恵、人間性のバランスがとれた大人と

未熟だが、素直さとエネルギーのある柔軟な若者との

共存によっても、新しいものは生まれる。




共存と軋轢によって、

時代は、次のステージに進む。


それが破壊と創造であり、


ある意味、物事の【真理】だ。


・・




いつの時代も、どの業界も同じような図式によって、

破壊と創造が繰り返されてきた。


我々の業界も同じだ。




団塊ジュニアと呼ばれる我々は、

現在の日本の労働人口でもっとも多い年代である。


我々は、アナログを経て、デジタルに進んだ世代だ。


高度成長期を経て、オイルショックがあり、

青年期にバブルも経験し、その後の空白の時代に修行した世代だ。


クラシックの名残、ヌーヴェルキュイジーヌ、

その後のガストロノミーを見てきた世代でもある。


そして今、キャリア20年を越え、40代になった。


壊すべき価値観もなくなり、

闘う相手もいなくなった・・・


若い世代の強い力や追い上げもあまり感じない。


上の世代は、丸くなり、

我々を受け入れてくれる。


下の世代は、何やら弱弱しいじゃないか・・


自分たちの価値観を壊しに立ち向かってくる若者はどこにいった?


真正面から鋭い視線で、批判する奴らは何処にいった・・・




・・・


時代は、共存と軋轢によって

次のステージに向かう。




今、我々は何と戦っているのだろう?


何と摩擦を生じているのだろう?


エネルギーの矛先は、一体どこに向かうのだろう?




そして、今の若者たちは、

新しい次の時代にナニを創り上げようとしているのだろう?








そんなことを他所に、

時代は、止まることなく進み、

必ず、新しい天才を生み出すものだ。




この空白の時代を過ぎれば、

後に、大きな爆発が起きるだろう。




自分の周りで、また誰かのように、

強く、強烈な個性をもった若者が出てくることを願う。




でも、もしかしたら、

その発想こそが時代遅れであって、

これから出てくる天才は、

もっとクールでスマートなタイプかもしれない。




自分が、そこに対して、

【理解】出来なくなったとき、

自分の終わりと

完全なおっさんになったという

自覚が持てるのでしょう。





あと何年現役でいれるか・・


そろそろ秒読みだな。
 
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